1人でかくれんぼなんて、寂しい遊びだ・・・

そんなこと言ってられない。

1人かくれんぼは、交霊術を使った遊びである。いや、これは遊びではなく呪術だ。その呪いの対象は「自分」。

実行した人のほとんどが怪奇現象を体験しているのだ。

TV(ラジオ)が一瞬砂嵐(電波が受信できなくなった)になった。TVで同じシーンが繰り返し流れた。

浴槽に浮かべたぬいぐるみがなくなっていた。隠れている押入れのふすまを誰かに叩かれた。

故に、実行する人は自己責任でお願いしたい。

用意するものは
ぬいぐるみ・刃物・酒

ぬいぐるみは中の綿を取出し、代わりに米をつめて、自分の体の一部(髪の毛、爪)を入れて縫う。そのぬいぐるみに名前をつける。

部屋を暗くしてテレビ、またはラジオをつける。風呂の桶にぬいぐるみを入れて浴槽に浮かべる。

少しの間、刃物を持って部屋をうろつく。風呂場に行ってぬいぐるみに向かって、「〇〇(ぬいぐるみの名前)見つけた」と言って刃物を刺す。

「次は〇〇が鬼ね」と言って刃物をそのままにして、酒を持って隠れる。

1人かくれんぼをやめるには、酒または塩水を口に含む(飲み込まないこと)。風呂場に行ってぬいぐるみに口の中の酒をかけて、「私の勝ち」と三回言って残っている酒もぬいぐるみにかける。