ある日、こんな夢を見てしまう。

おばあさんが、かなり一生懸命に探しものをしている場面に遭遇するのだ。

「なにを探しているのですか?」と聞くと、小指を捜しているという。

ふと見るとおばあさんの左手には小指が無い。

ここから小指探しが始まるのだが、中々見つけることができない。

もし朝になり眼が覚めるまでに小指を見つけることができないと、昏睡状態に陥り、一生目が覚めることがないという。

別のバージョンに「マリア様の小指」という話があり、順番どおりにドアや箱を開けなければ、やはり昏睡状態に陥ってしまうのだ。